blog

ブログ

2025.08.08
院長ブログ

自律神経が整う為の呼吸法とは⁉

結 ケアラボ

―自律神経フィックス―

~自律神経が整う呼吸法とは  メンタルまで良くなる呼吸の仕方~

                                                                                                   

こんにちは!結 接骨院 上村です。

前回では自律神経と腸内環境の関係をお話ししました。腸と脳が繋がっているの?第二の脳って?腸内細菌の働きって?という内容でお伝えしたと思います。

今回は自律神経の4回目!『呼吸』のテーマでお話していこうと思います。

・呼吸と自律神経の繋がりって?

皆さん、『深呼吸をして心を落ち着かせましょう』という言葉。一度は耳にしたことがあるんじゃないでしょうか?プレゼンや発表で緊張している場面、ストレスが過度にかかってしまったとき、深呼吸をして心を落ち着かせて冷静になろうと試みた方も多いのではないかと思います。

この『心』の正体が実は自律神経なのです!

呼吸には

吐く息→呼気

吸う息→吸気

という二つの行動で成り立つ動作です。

呼気と吸気では使う神経が実は違うんです。これを自分でコントロールすることによって自律神経を思うままに操れるようにもなり、メンタルの改善まで役に立ちます!ぜひ楽しみながら読んでもらえると嬉しいです。

・呼気と吸気で使う自律神経とは?

結論から言うと、

呼気→交感神経

吸気→副交感神経

なんですね。

まずはこの前提を覚えてください。

深呼吸するときもこの前提を覚えておくと簡単に深呼吸に関するテクニックが使えるようになります。

なので、今回は状況に応じた深呼吸の仕方や、メンタルに対する呼吸法をお伝えしていきます。

・リラックスしたいときの深呼吸法

深呼吸の代表的な使い方であるリラックスしたい時の深呼吸はとてもシンプルです。

やり方は『吸う息より吐く息を長くする』だけです。

たったこれだけで副交感神経が優位になりリラックス効果があります。仕事や家事の合間や、誰かと喧嘩した後、仕事で無茶ぶりをされた…など、手軽に気持ちの切り替えがしたい時に使ってもらえるといいのではないでしょうか?

使い方の例としましては

なるべく静かな環境に身を置いて目を閉じる(立ったままでも効果はありますが、座れたり寝転んだりできる人は座ったり寝転んでください)

      ↓

ゆっくりと鼻から息を吸う(ex 2秒)

      ↓

ゆっくりと口から息を吐く(ex 4秒)

      ↓

これを1分行う(ex 一回の呼吸が6秒なので回数で言うと10回)

これで段々と心が穏やかになっていくのを感じるようになるはずです!

もし変化がなければ、回数や時間を増やしてみる、周りの環境を変えてみる(音や匂いの刺激がない方が落ち着きやすいので)などをして工夫してみてください。

夜寝る前や休憩に入る5分前などこれからリラックスしたいなと思うタイミングが良いと思います!

・やる気を出す時の深呼吸法

先ほどのリラックスの逆の呼吸法です。やる気を出す時にも深呼吸なの?と思われる方もいると思いますが、実はそうなんです。やる気を出したい時、気を引き締めたい時などに使える呼吸法です

やり方は『吸う息より吐く息を短くする』だけです。

先ほどのリラックスしたい時の深呼吸の反対の事をするだけで、やる気が出たり、次の仕事への切り替えスイッチ代わりにもなります。

仕事にやる気が出ない時にも使えるのでぜひ使ってみてください。

・瞑想ってどんな効果があるの?

皆さん、『瞑想』って聞いたことありますか?聞いたことある方もいるかと思いますが、何をどうするかわからない方もいるかと思います。

そこで、簡単な呼吸を使った瞑想を一つご紹介します。

『呼吸瞑想』と言うものですが、やり方は次の方法です。

1、 先ずはリラックスした環境を作ります。(ex:部屋を暗くする等)

2、 座った状態で背筋を伸ばし、肩の力を抜きます。

3、 目を閉じたい人は閉じ、開けたい人は2~3m先の一点を見つめます。

4、 鼻から吸って口から吐く呼吸をするだけ。

※(この時に呼吸に意識を向けてください。ex:鼻から空気が入ってきて肺に流れてきたなぁ 口から空気が出ていくなぁ)

※(瞑想中に色々な感情や思いが沸き上がることがありますが、それが普通なので、気にせず呼吸に意識を戻してください。吐く息を吸う息より長くするとリラックス効果も上がります。)

これを先ずは3分間行ってください。

(慣れてきたら徐々に時間を伸ばしていってください。)

僕の場合は、仕事中は4秒吸って8秒吐く深呼吸。家ではそれを瞑想に変える。

ということを行っています。

この他にも呼吸を使った瞑想はまだまだありますので、今後お伝え出来ればなと思っております。

いかがだったでしょうか?自律神経と呼吸との繋がりがざっくりとですが理解できたんじゃないでしょうか?

呼吸は自分をコントロールできる簡単で手軽な動作なので、自律神経やメンタルの改善にも役立ちます。ぜひ活用して自律神経をコントロールしてストレスが少ない日常を送っていただければなと思います。

結 接骨院では、自律神経に対する専門的な治療も行っております。

・朝、めまいや頭痛が酷くて起きられない…

・会社や学校を休みがち…

・何をするにもやる気が起きない…

など、日常生活に関する悩みごと、今回お話した内容以外にも自律神経に関するお話は、まだまだたくさんありますので、お気軽にご相談ください。改善するお手伝いを結 接骨院がさせていただきます!

次回は自律神経の5回目

『自律神経に良いアロマ』についてお伝えしていこうと思います。

お楽しみに!

お気軽にお問い合わせください

予約優先制
ご予約はお電話にて承ります

営業時間:10:00-20:00( 最終受付:19:40)